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成人病にも影響します
葉酸不足は「成人病」の素因になると考えられています。
妊娠期の葉酸不足は、赤ちゃんの一生に影響します。
妊娠前や妊娠中にお母さんの葉酸が不足すると、どうなるのでしょうか?
赤ちゃんは二分脊椎などの障害のほか、流産・早産、妊娠合併症などの高いリスクを負うことになります。
しかし葉酸不足が影響するのは、なにも産まれる時だけではないんです。
妊娠前や妊娠中のお母さんの栄養不足が、赤ちゃんの一生の健康に影響することがわかってきています。
大人になってから成人病にかかるリスクが高くなります。
イギリスのある学者は、葉酸不足など妊娠期の栄養状態が悪いと赤ちゃんが成人病にかかるリスクが高くなると説明しています。
栄養状態が悪いままで生まれた赤ちゃんは、大人になってから、高血圧、糖尿病などの成人病にかかる危険性が高くなるというのです。
事実、胎児期に栄養が不足していた赤ちゃんは、大人になってから狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患を起こしやすいことが明らかになっています。
「成人病」の素因の7割が胎児期に作られると考えられています。
胎児期の素因と出生後のマイナス習慣が組み合わさって発症します。
お母さんのお腹にいたときに栄養不足であったことが、大人になってからも影響してくる理由は、細胞が自然死を起こし、二度と戻らないままに大人になってしまうからです。
また胎児期に栄養状態が悪いと、子宮内で遺伝情報を伝えるDNAに異常が起こる、とも考えられています。
成人病のリスクを減らし、生まれた赤ちゃんが健やかに成長していくためには、妊娠中にそれに見合うだけの栄養が必要だと言えるでしょう。
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